未就学期のレッスンは「もう1回!」よりも「次いこう!」がちょうどいい♪

「もう少し弾いてみよう!」
「もう一回!」
「あと一回!」
ピアノのレッスンでは

大人はつい言ってしまいがちな言葉です。


でも、未就学期のお子さんには

実は逆効果になることがあります。

 


集中力は「続ける」より「切り替える」


未就学期の集中力はとても短く

一つの活動を長く続けるよりも

短い活動をテンポよく切り替えた方が

集中しやすいと言われています。


だから私は、「集中させる」ことよりも

「集中の波に合わせる」ことを大切にしています。


「できた!」をたくさん積み重ねる
未就学期に何より大切なのは、成功体験です。


「合格!」
「できたね!」
「次いってみよう!」


そんな小さな達成感を何度も味わうことで

「ピアノって楽しい!」という気持ちが

育っていきます。


レッスンでは、鍵盤遊びやリズム遊び、

まねっこ、音あてなど、

見る・聴く・動く・歌う・触る活動を

組み合わせています。


一つひとつの活動は短時間ですが

それぞれに目的があります。
音感、リズム感、読譜、表現力、指づくり…。


遊んでいるように見える時間も

子どもの成長につながる大切な学びです。
「次に行ってみよう!」の切り替えのタイミングは

時間ではなく生徒さんの様子を見て決めています。


視線がそれ始めた、手が止まった

そんな小さなサインが「次へ進むとき」の合図です。


1回のレッスンでは15〜20種類ほどの活動を行います。
短い活動をつなぐことで、飽きる前に次の「できた!」

へ進めます。

もちろん、お子さんの年齢や性格に合わせて

内容の調整は必要。


大切なのは、30分で「何曲進んだか」ではありません。
30分の中で「何回できた!を積み重ねられたか。」
そこに、幼児期のレッスンの価値があると考えています。

 

そして、何をするのかと同じくらいに大事なことは

「やらないこと」です。


未就学期のレッスンで「やらないこと」3つ♪
① 「もう一回!」は3回まで音譜
やり直しが続くと、練習ではなく

「できない」「苦手」という気持ちが残ってしまう

ことがあります。
この時期は、100点を目指すより

次も挑戦したくなる気持ちを残すことを優先しています。


② レッスンの最後に反省で終わらない
レッスンの印象は、最後の時間が大きく残ります。
「今日はここができたね!」
そんな気持ちで帰ることが、「また行きたい」

という意欲につながりますね。


③ ご自宅では親御さんが先生にならない
ご家庭では、「教える人」ではなく

一番の応援団でいていただけたら嬉しいです。
弾けたら拍手。頑張っていたら「頑張ったね」。

その応援が、お子さんにとって

大きな安心につながります。

 


技術より先に育てたいもの
未就学期は、技術を急いで身につける時期ではありません。
「ピアノって楽しい。」
「先生に会いたい。」
「また来たい。」
そんな気持ちです。


安心できる場所があるから、子どもは挑戦できます。
挑戦するから、「できた!」が増えます。
そして、その積み重ねが、やがて確かな技術へと

育っていきます。


ピアノを教えることと同じくらい「また来たい」

と思える教室づくりを大切にしていきたいです♪

最後まで読んでいただきありがとうございました♪