シリーズでご紹介してきました。
スムーズな演奏を手に入れるための
おもな3つのポイント♪
1.「少し先の音楽」をイメージする
2.「目線の使い分け」と距離感覚
3.「ゆっくり練習」の落とし穴
今回は
3.「ゆっくり練習」の
落とし穴
本題に入る前に。。。
この記事は、ゆっくり練習を否定している
のではなく、ゆっくり弾いているのに
曲が仕上がらないな~。
という場面でのお話です。
では、よろしくお願いします♪
「指が回らないから
もっとゆっくり練習しなきゃ」
そう信じて毎日ゆっくり練習しているのに
いざテンポを上げると指がもつれてしまう…
生徒さんとレッスンをしていて
しばしば起こることなんです。
実は、「ゆっくり練習だけ」では
速く弾けるようにならないんです。
なぜ。。。??
ゆっくり弾く時と
速く弾く時では身体の使い方が
ちがうから。
たとえば陸上競技をイメージしてみて♪
・長距離走:地面をしっかり踏みしめる
(地面との接地時間が長い)
・短距離走:足が地面についている時間を
極限まで短くする(地面との接地時間が短い)
ピアノも似ています。
速く弾くために必要なのは
指を押し込む筋力ではなく
「素早く鍵盤から指を離す(離鍵)」という
技術なんです。
「ゆっくり弾けないものは速く弾けない」
というのは正解です。
でも、ゆっくり練習「だけ」では
速い動きに必要な筋肉や
神経回路は育ちません。
ゆっくり歩くのと走るのでは
身体の使い方が違うように
スローテンポとアップテンポでは
指の離し方や、腕の脱力のタイミングが
まったく変わるからです。
速く弾くための練習法
大切なのは「離鍵」と
「フレーズ感」の意識。
※フレーズとは
短い1つの音楽の波のことです。
たとえば
「ド・レ・ミ・ファ・ソ」って
バラバラじゃなくて
「ドレミファソ〜」ってひと息で言う
音楽のことばのようなもの。
ではここから練習法♪
1.数小節だけの「短いフレーズ」に絞って
速く弾く。
音を分離せず、「一つの波」として捉える。
2.指を「シュッ」と
素早く持ち上げる感覚に集中する。
鍵盤を押さえることに意識がいきがち。
次の指の音に
素早くバトンを渡すように。
つなぎをていねいに♡
3. 「どこで指がもつれるか」を
先生と一緒に確認する。
速く弾いて初めて、本当の課題が
見えてきます
「ゆっくり練習」は大切。
でも時々、数小節だけ勇気を出して
速く弾いてみる。
そこに次の成長のヒントが隠れています♪
フレーズ感が
指の動きを変える
前述のように「ドレミファソ」という
短い一つの音楽の塊(フレーズ)
として捉えること。
「この一息でここまで弾く」という
ゴールが決まると、腕の脱力が
スムーズになり指が自然と鍵盤から
離れるようになります。
普段の生徒さんとのレッスンから
上達のポイントになりそうなことを
書かせていただきました。
技術を積み上げるだけでなく
音を感じ、5感と身体を使い
考えながら弾くこと。
田上ピアノ教室が大切にしている
上達の形です
前回の記事で書かせていただいた
レッスンで起こりがちな
つまずきポイントと解決策です♪
こちらも読んでいただけるとうれしい限りです♡
読んでいただきありがとうございました♪
宗像市陵厳寺
田上ピアノ教室


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