小学生のピアノレッスン♪成長とつまづきは同時にやってくる

「先生、うちの子、

最近『分からない!』『できない!』

ってピアノ弾くのを嫌がるんです。。。」

 

お母さまからそんなご相談を

受けることがあります。

 

小学生6年間は

成長とつまづきが同時にやってくる

時期です。

27年間ピアノを指導してきて

これは揺るぎない事実♪

 

そして、「つまづき」という

もつれた糸をほどくには

生徒さん、先生、ご家庭との

細かいコミュニケーションが

欠かせないんです。

 

なぜ小学生でつまづくのか?

 

小学校の6年間は

身体、心、生活すべてが

大きく変化する時期。

 

背負っていたランドセルが、

だんだん小さく見えるようになる

あの感じ。。。

 

「いつの間に

こんなにおっきくなって~!」

と驚くスピードで、ピアノにおいても

「一番伸びる時期」にあたると思います。


昨日できなかったことが、

今日はできた!またできた!

若竹のように伸びる時期。

 

一方で大きな成長と一緒に大きな変化も

訪れます。

 



その典型的なポイントがこちらです。

 

小学生の段階的に起こる

ピアノレッスンの3つの

つまずきポイント。

① 手の成長に伴う

「運動スキルの変化」

低学年の頃は指の独立性が弱く、

薬指と小指が一緒に動いたり

関節の支えが弱かったりして


・指がもつれる
・音のツブが揃わない
・両手がなかなか合わせられない
というつまずきがよく起こります。

 

高学年になると手は大きく動きやすくなり

安定感が増してきます。

 

その反面、スピードや脱力

(速いパッセージやトリル)など、

より高度なコントロールが

必要になってきます。

 

手が大きくなったことで、

つかんだ鍵盤の距離感が変化し

演奏に支障がでることも多いんです。

 

ピアノと身体の距離。

椅子の高さ(手首の角度)。

この辺りも変えていくことが必要です。

 

② 読譜力の壁

小学3〜4年生頃になると、

だんだん楽譜も音符が多くなり、

情報の量が一気に増えます。


目で見る情報 → 頭で処理 → 指を動かす
かかる負荷が急に上がります。。。

 

読譜がつまずくと、練習が進まず、
「むずかしい!」「もう弾けない!」

になりやすいんですね。

 

とにかくこの時期は、

寄り添いが重要な時期です。

「一緒に練習する」ことで

演奏に必要な体力、胆力、

をつけたいですね。

 

そして。。。

10歳前後のこの年代は

ギャングエイジでもあるので

レッスン前は、ちょとドキドキする日も

あります。

今日はごきげんいかがかな~って。笑

 

③ 生活の変化による時間の壁

 

「宿題が多くて、今週ピアノが

弾けんやった!」
これは本当によく聞くセリフです。笑

 

学年が上がると、
・宿題量の増加
・習い事の追加
・交友関係のひろがり
・部活や塾


など、生活が大きく広がります。

これはとても良い成長。


それと同時にピアノに使えるエネルギーが

減る時期でもある のです。

 

ここまで書いてきた

3つのつまずきポイント。

 

これらのつまづきのを

最小限にする解決法は。。。

 

細かいコミュニケーション。

 

シンプル♪

 

「今週どうだった?」
「学校たのしい?」
「この曲どう?すき?」

 

こんな小さな会話が、
レッスンの方向性をすり合わせる

大事なヒントになっています。

 

たとえば、

コミュニケーションが足りないと

・生徒さんはゆっくり進みたいのに、
先生が急いでいる。


・逆に、生徒さんがどんどん進みたいのに
先生がブレーキをかけてしまう。

 

一例ではありますが

そんなすれ違いが起きると、
つまずきはより大きくなっていきます。

 

 

ご家庭でのコミュニケーションも大切です。

 

「つまづき」が起きている

ときにご家庭でできる

2つのサポート♪

 

 

1.「今週ピアノどうだった?」

と聞く

 

決して「練習はしたの?」

とは聞かないでくださいね♪

そして「何がむずかしかった?」

「何が楽しかった?」

少し具体的に質問すると本音が見えてきます。

ピアノに限らず「今日、学校どうだった?」

と関心を示すことで態度に変化が

起きるかもしれません。

 

でも。。。

反抗期まっさかりであれば、

少し機嫌がいい時に聞くこともポイント♪

ですね。笑

 

2.つまずいたら

早めに先生に相談する

 

ご家庭で感じることは

つまづきを解決するヒントが多いんです。

 

私自身

お母さまからのお話で

「そこか!」と気づかされることは多いです。

ご相談していただけるとすごく助かります。

 

 

私が目指すピアノレッスン。。。

 

ピアノレッスンは生徒さんが主役です。
生徒さん自身が「やりたい!」

と感じている方向を応援したい

思っています。

 

ピアノが重荷ではなく、

 

「生活の一部」

「あって当たり前の存在」

 

として、自然に寄り添うものになってほしい。

 

小学生の6年間は、

成長の勢いもつまづきも

すべてが大きい時期。

 

だからこそ

「一緒に悩んで一緒に考える」

 

そんなレッスンができるように

これからも全力で応援していきます!

 

読んでいただきありがとうございました♪